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7月の税収35.6%減、定額減税影響 消費税収2割増、法人税収4.3倍 |
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財務省はこのほど、「7月の国の一般会計の税収」が4兆3190億円だったと発表した。昨年7月の税収6兆7106億円と比べて2兆3916億円少なく、割合では35.6%の大幅な減少となった。定額減税の実施による所得税の減少などが大きく影響したかたち。
定額減税は、1人当たり所得税で3万円、住民税で1万円を差し引くもので、6月に支給された給与などから適用されている。このため7月の税収には定額減税の影響が出やすく、所得税(源泉分・申告分合計)による税収は昨年7月の半分以下、じつに54.9%減の2兆2272億円となった。
その一方で、消費税による税収は昨年7月に比べて21.5%増の1兆1024億円で、物価高の影響などにより21.5%増加している。法人税の税収は1240億円で大企業の好決算を背景に同4.3倍となった。
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