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投資信託と変額年金保険、税金面で違い  税務上は変額年金保険が有利か
  変額年金保険とは、個人年金の一種で、おもに一時払いで払い込んだ保険料を株式や債券のファンドで運用し、その運用成績に応じて将来受け取る年金額が増減する年金保険を指す。運用結果によっては将来受け取る年金額や解約返戻金額が下回ることもあり得ることで、投資の側面の強い年金という意味ではiDeCo(確定拠出型年金)と共通する部分があるといえる。
 変額年金と一般的なファンドへの投資で異なる点は、変額年金は「保険」であるため、死亡保障が付いているという点がある。保険期間内に被保険者が亡くなると、基本保険金と変額保険金を受け取ることができる。基本保険金は、運用の実績にかかわらず最低限保障されているものだ。税金面をみると変額年金の長所が目立つ。払い込んだ保険料は、生命保険料控除の対象になる。ファンドの運用益には、投資信託の場合、源泉分離課税で所得税が課されるが、変額年金は満期保険金の支払いや解約など換金時まで課税が繰り延べられる。運用期間内にファンドを乗り換えた際も、投資信託はそれまでの収益について源泉分離課税となるが、変額年金はやはり換金時まで税金はかからない。さらに相続時には、「500万円×法定相続人の数」の生命保険金控除の対象にもなる。
 一方、変額年金のデメリットとして、運用と保険の両方に手数料がかかるため、一般的なファンドより手数料が高めに設定されている点が挙げられる。さらに旨味も多い変額年金だが、その性格が投資である以上、元本割れのリスクは避けられない。