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eLTAX接続障害でシステム元が注意喚起 「未申告扱いかもしれません!」 |
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地方税の電子申告システムeLTAXで1月末から2月初頭にかけて接続できなくなるなどの不具合が起きた問題で、同システムを運用する一般社団法人地方税電子化協議会が利用者に対して注意喚起するメッセージを送付している。障害の発生していた期間中に税務関係書類をeLTAXで送信した人は、正常に受理されていない可能性があるという。
eLTAXの接続障害は1月27日頃に発生し、申告ページにつながらなかったり、送信が完了できなかったりというという状態が2月1日午前まで断続的に続いた。想定外のアクセス過多と通信経路の設定が原因で、協議会によれば現在は通信経路の設定を変更したので不具合は起きなくなっているという。
送られるメッセージの内容は、障害が発生していた期間中に電子申告を行ったにもかかわらず、「受付完了通知」が届いていない人は、受付処理が正常に行われていない可能性があるため再送信してほしいというものだ。
メールが送られるのは、(1)個人住民税の給与支払報告書、固定資産税の償却資産の申告書、法人都道府県民税・法人事業税・地方法人特別税・法人市町村民税の申告書の提出義務者、(2)2015年度に電子申告をしているにもかかわらず、16年度はデータが地方自治体に届いていない、(3)2016年12月1日〜17年1月31日に電子申告の利用届出を行ったにもかかわらず、データが地方自治体に届いていない―――のいずれかに当てはまる人。
正常に申告できている人にも送られることがある一方、別途手段によって対応を行っていれば地方団体によってはメールが届かないこともあるという。また代理申告者として顧問税理士のメールアドレスを登録している時は、税理士のアドレスにメッセージが届く。
障害を受けて各自治体ではそれぞれ申告期限の延長などの対応を取っているため、データの送信ができていなかったという人は、自治体の対応を確認の上で期限に間に合うよう申告を済ませたい。
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