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キャラおせちの消費税率 はろうきてぃは8%でディズニーは10%? |
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百貨店大手各社は9月2日、来年のおせち料理を発表した。おせちは、10月1日の消費税増税に伴い飲食料品などを対象に導入される軽減税率(8%)が適用されるが、一部商品は税率10%が適用される。よく似た商品でも税率が異なる場合があり、売り場では混乱も予想される。
松屋銀座(東京都)は、10月1日から「はろうきてぃのおせち詰め合わせ」(税込み1万800円)と「おせち詰合せ/ディズニー」(同1万2100円)のインターネット予約を受け付ける。ともに16センチ四方のプラスチック製容器に入った二段重。人気キャラクターが蓋にあしらわれている点も似ているが、「はろうきてぃ」の税率は8%なのに対し、「ディズニー」は10%が課税される。
同社は「ともにメーカー側が決めた価格で、法令に従い対応する」と説明。軽減税率の対象外となるディズニーのおせちについては、カタログや値札で周知する考えだ。ディズニーのおせちは、そごう・西武も販売する。
同じおせちでも商品によって税率が異なるのは、食品とそれ以外の商品を組み合わせた商品に特別なルールが適用されるためだ。
おせちは8%だが、器が特別で消費者が再利用すると店側が見込む場合、食品と器のセット商品とみなされ税率が10%となる。ただし、税抜き価格が1万円以下で、価格に占める食品の割合が3分の2以上なら、食品が主役の商品であるとし軽減税率の8%が適用される。
「はろうきてぃ」と「ディズニー」のおせちは器が特別なため、税率は税抜き価格が1万円で食品の割合が3分の2以上を占める「はろうきてぃ」は8%、1万円超の「ディズニー」などは10%となる。
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